本研究の結果が米国医師会雑誌皮膚科学JAMA Dermatologyで発表されました
京大グループの国際共同研究によるアトピーへのオンラインマインドフルネス&セルフコンパッションの有効性が米国医師会雑誌皮膚科学JAMA Dermatologyにて発表されました。本ランダム化比較試験に参加協力してくださったお一人お一人に深く御礼を申し上げます。https://jamanetwork.com/journals/jamadermatology/fullarticle/2804875
通常の皮膚治療にマインドフルネスやセルフコンパッションを加えた群と、通常の皮膚治療のみの群とを比較したところ、前者では、QOLや主観的重症度、かゆみによる負担、掻く強さ、抑うつや不安、内在化された恥などに有効性が認められました。皮膚科治療アドヒアランスも高まることが明らかになりました。
本研究では、患者さんのクオリティ・オブ・ライフ向上につながる治療への貢献を目指して取り組んできました。本研究の取り組みはこれからも続きます。