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SMiLE は、Self-compassion & Mindfulness integrated online program for people Living with Eczema の略です。
(アトピー性皮膚炎に対するセルフ・コンパッション及びマインドフルネスのオンライン心理教育プログラム)

ごあいさつ

アトピー性皮膚炎(以下、アトピー)のあるかたは、重症度が増すほどに人生・生活の質(クオリティ・オブ・ライフ:Quality of Life:QOL)が下がることや、症状の負担によって職業・学業などへの問題が生じることが知られています。

わたしたちは、これまで他の疾患で効果が報告されてきたマインドフルネス(気づき)やセルフ・コンパッション(自分への思いやり)を、アトピーに合うように改良し、アトピーの症状によって QOL が低下するのを予防するプログラムを開発しています。お住まいの場所を問わず、ご自宅から参加できるようインターネット(Zoom)上で行います。

効果を確かめるためには、大規模な臨床研究が必要です。この研究に参加されることで、あなたご自身のQOL低下の予防の役立つかもしれませんし、将来同じようなことで悩むかもしれない患者さんにも役立つかもしれません。研究報告が蓄積されれば、アトピーの治療の一つとして紹介することができたり、外出困難な患者さんにとって役に立つ治療の選択が増えたりするかもしれません。ぜひ研究の趣旨をご理解いただき、参加ご協力をご検討いただければ幸いです。

2023年5月追記: 本研究はおかげさまで米国医師会雑誌JAMA Dermatologyで、クオリティ・オブ・ライフや主観的な重症度などへの有効性を発表することができました。多くの方々のご協力に研究チーム一同感謝しております。

京都大学大学院医学研究科 健康増進・行動学分野
スマイルスタディ中央事務局

ご参加協力者の募集はおかげさまで終了いたしました

応募条件 18 歳〜64歳の男女の内、これまでにアトピー性皮膚炎を診断されたことがあり、現在も症状があり困っている方。
かつ安定したインターネット通信環境のある方。
ただし、デュピクセント投与中の方は参加できません。 その他応募要件がございます。 詳細については募集案内でご案内しています。
募集期間 募集は終了いたしました。たくさんのお申し込みをありがとうございました。
ご協力いただく内容 グループで行うマインドフルネスのオンラインセッション(決まった曜日・時間に週1回、90分、8週間)に参加していただきます。その前後に数回アンケートに答えていただきます。マインドフルネスをすぐに受けていただく方と、しばらく待っていただく方に抽選で分けます。
協力期間 3.5〜9ヶ月間(週に1回のマインドフルネス参加期間は約2ヶ月間です)
実施場所 ご自宅(要インターネット環境)京都大学にお越しいただく必要はございません
参加費 不要。ただしインターネット通信費は各自負担。
謝金 薄謝あり(終了時にAmazonギフト券をお送りします)
当研究について 本研究は、アトピーや臨床研究、マインドフルネスを専門にする大学教員、医師、臨床心理士によるチームが実施しています。 本研究は、実施にあたり、京都大学大学院医学研究科・医学部及び医学部付属病院の医の倫理委員会の承認を受けております。科研費からの助成を受けておこなっています。

まずは参加できるかチェック!(現在は終了いたしました)

スマイルスタディに参加していただけるか、まずはこちらから気楽にチェックをしてください。

参加協力を希望なさる方には、事前に全員お答えいただくアンケートが表示されます。

参加していただくには、いくつか応募要件があります。要件を満たしたかたには、スマイルスタディ中央事務局より、ご連絡いたします。

 

実施研究機関

本研究は、京都大学を主たる研究機関とした多施設共同試験として行われています。 

研究室ウェブサイト:

(日本語)京都大学大学院医学研究科 健康増進・行動学分野

研究室直通電話 075-753-9491

(英語)京都大学大学院医学研究科 健康増進・行動学分野

お問い合わせ先メールアドレス info@smilestudy.jp

京都大学大学院医学研究科 健康増進・行動学分野ではエビデンスの質の高い臨床試験 ランダム化比較試験 Randomized Controlled Study (RCT)を多く行なっています。本研究は上記研究室ホームページResearchセクションのRandomized Controlled Studyのページで紹介されています。

京都大学大学院医学研究科・医学部及び医学部付属病院の倫理委員会の承認を受け、京都大学にて行なっております。

オンラインでの毎週のセッションを担当する講師・岸本についてはチームのご案内ページをご覧ください。